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＜＜輸送＞＞
その週の土曜日 僕は福岡から鹿児島まで行きました。
鹿児島とは言え 鹿児島県鹿屋市です。
本土最南端の市です。そうおいそれとはいきません。
ＪＲも通っていません。 はて・・・どうしたものか・・・・・
結局 福岡市→鹿児島市はJRで 鹿児島のサウナで一泊。
翌日 鹿児島鴨池港からフェリーで桜島へ 垂水港からバスで鹿屋市へ
移動だけで所要時間は7時間！
さすがに疲れますよ・・・ 荷物はヘルメットと福岡市のナンバープレートだけ。
着いた時 おっちゃんは
「ほんとに来たんだねぇ・・・」
みたいなことを言ってました。
いや 多分 そういう意味です。
鹿児島弁はわかりません！
ナンバーつけて 保険かけて さぁ出発です。
鹿屋でガソリンたっぷり食わせて 垂水港へ。
フェリーに乗って鹿児島市へ。
鹿児島市内で 若僧くんのDT５０とシグナルGPを何回もやりながら
「９０って速いなぁ・・・・」なんてよろこびつつ 北上。
最初はツーリング気分で山沿いの道など走っていたんですが、鹿児島出る頃にはそれも飽きました。
だってこの距離ですよ この距離！ しかも次の日は仕事！早めに帰らなきゃ！
って思ってたんですが その頃サラリーマンでしたから休みなんかどうにでもなったはずなんですよ。
もっとゆっくり帰ってくればよかった・・・・
鹿児島からはひたすらＲ３を北上です。ほぼ全開で熊本まで。アクセル開けてるときは必ず全開でした。
８０ｋｍ/ｈ超える最高速が出るのもこの時はじめて知りました。
熊本でメシを食い
大牟田で弟に会い
「ばかやない？にいちゃん」
と言われ 福岡まで・・・
飯を食う30分ほどの時間以外は全てバイクに乗っていて 約10時間かかりました。
カブが手に入ったのも嬉しかったんですが
それよりも 約６００ｋｍをカブで走れる体力と
「ばかやない？にいちゃん」と言われてしまうようなバカなことができる精神力が
大台に乗る年齢の自分に まだ存在していた事が嬉しかった5月でした・・・
つづく・・・・
＜＜ 追記 ＞＞
九州以外の人には この距離感はわかってもらえないと思います。
直線距離にすると こういうことなんですが・・・
（中心からの距離で見てください）
山が多く 道が曲がりくねってますので 東京→名古屋のようにはまいりません・・・
これ作ってて思ったんですが 東京からだと佐渡まで行けてしまうんですねぇ・・・
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